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littlewing

人間とコンピューターとメディアの接点をデザインするために考えたこと

ラズパイにWindows 10 IoT Coreをインストールしてアプリを動かすまで。(2016年6月)

raspberry pi UWP

ラズパイにWindwos10をインストールして、アプリケーションを実行してみました。

意外と大変だったので、その顛末をメモ。

実施した内容(お品書き)

  • Raspberry PI 2 にWindows 10 IoT Core をインストール
  • ラズパイ上のWindows 10 IoT Core の基本的な設定(無線LANの設定)
  • ノートPCにVisual Studio 2015 をインストール
  • Visual Studio でサンプルアプリケーションをビルドし、ラズパイにリモートインストール
  • アプリケーションが無事動作

大変だったこと

  • ラズパイ上で動く「Windows10 IoT Core」というOSが勝手な予想と全然違っていた。(勝手な思い込みですが)
  • 2015年の春(5月頃)にWindows10 IoT Coreは公開されて、ネット上の記事はほとんどその当時のものしかない。リンク切れしてたり、結構内容が変わっていた。
  • 開発PC上でIoTCoreWatcherというアプリがインストールされず、動かそうといろいろ探したが、結果的に必要ない?  現在は「IoT Dashboard」に変更になっている?けど、なくてもアプリを転送することは可能。(後日改めて調査)
  • USBハードウェの互換性が厳しい。(対応機種が少ない) Wifiはラズパイ純正の「Official Raspberry Pi WiFi dongle」は動作しましたが、BUFFALO の WLI-UC-GNMは認識してくれませんでした。  (以下URLにあるハードウェア互換リストをチェックしてください。)
  • 「Official Raspberry Pi WiFi dongle」でもIoTDashboardでデバイスの認識はしてくれませんでした。有線じゃないとダメみたい。(試していない)

そもそもWindows 10 IoT Core for Raspberry Pi 2とは何なのか?

  • ラズパイ上で動くWindows10は正式には「Windows 10 IoT Core for Raspberry Pi 2」と言います。

  • Rasbian OSの代わりに、簡素で遅いけどWindows10が動くのかなあと思っていたら大きな違いが・・

  • 簡単に言うと

    • ラズパイ上では開発できない。
    • 母艦PCで作成したアプリを転送すると、スタートアップで一つのアプリが全画面で動く(だけ)
    • ディスプレイ無しの常駐バックグラウンドアプリは作れる

といった感じです。


では、導入手順

1.まずはmicroSDカードを準備する

  • Microsoftから推奨さ入れるSDカードはここに記載されています。

 - Hardware compatibility list - Windows IoT

  • 私は手元にあった8GBの適当なSDカードで問題なく動かすことができました。 これです。

2.microSDカードにOSのイメージを焼きこむ

以下のサイトにアクセスして、「すぐに作業を開始」をクリック

setup.exeをダウンロードして、「IoT Dashboard」というソフトウェアを利用してセットアップを進めます。

  • こんな感じでSDカードにOSを焼いていきます。(感覚値で30分くらいかかります) f:id:pigshape:20160610151845p:plain

SDカードが準備できたら、ラズパイにさして起動します。

以下のような画面で初期セットアップが続いた後、インストールは完了します。

こんな感じ

f:id:pigshape:20160614183106p:plain

  • 初期起動状態でのログインアカウントは

    • ID: 「administrator」
    • PW: 「p@ssw0rd」

となります。

また、画面に表示されるIPアドレスを確認して、

PCより

http://{IPアドレス}:8080

にアクセスすると設定画面(= Device Portal)にアクセスできます。


インストール後、アプリケーションを転送する。

  • 操作側のWinPCでPowerShellを管理者権限で実行

  • よく使うコマンドを以下にメモします。

# ネットワークの疎通確認
ping minwinpc

# Remote Service を起動
net start WinRM

# ラズパイWinを信頼する端末に登録
Set-Item WSMan:\localhost\Client\TrustedHosts -Value minwinpc

# ラズパイWinのコンソールに接続
Enter-PsSession -ComputerName minwinpc -Credential minwinpc\Administrator

# ラズパイWinのパスワード変更
net user Administrator {****password*****}

# ラズパイWinのコンピューター名を変更する場合
setcomputername 新しいマシン名


# ラズパイWinを再起動
shutdown /r /t 0

# ラズパイWinの電源を落とす場合
shutdown /s /t 0

Downloads - Windows IoT

アプリ転送の話まで、たどり着かなかったので、続きは次回。