littlewing

人間とコンピューターとメディアの接点をデザインするために考えたこと

HoloLens/Unityに関する2016年9月の新機能の意訳

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(写真は本文とは関係ありません)

Dangling Neuronに書かれていた記事Awesome Features coming to Hololensによると、来週にUnity上のHololens開発で大きなアップデートがあるそうです。

ひとまず自分用に、概要を意訳したので掲載。間違っている部分があるかも知れません。 また、公式のソースが見つけられなかったので、そもそもおかしいかも・・

1.Unity内でHololensの入力のシミュレーションができる

 今までエミュレータで実施していたHoloLens特有の入力方法がUnity上でシミュレーションできるらしい

2.Unity remote debugへの対応

3. Hololens Remoting to Windows 10 PC

一番すごいのがこれ、Windows 10のPCがホロレンズの頭脳になる。

  • UWPアプリケーションで、HololensのすべてのAPIが使える。
  • 「Hololens Remoting app」というのが来週提供されて、Hololensにそれをインストールすれば使える。
  • これをつかうと、PC上のUWPアプリがHololensに接続でき、PCをHololensの頭脳として使えるようになる。
  • 全てのセンサー入力がHololensから、PC上のアプリに送信される。UWPアプリにて、各種解析を行い、レンダリング結果がHololensに伝送される。
  • これらの機能はWifiを利用して通信をする。60FPSも維持される。

これにより、以下のような可能性が広がる

  • よりCPUパワーが必要なアプリケーションが開発できる。
  • 単体では実現できないような、視覚表現が実現できる
  • KinectやLeap Motionなど、他の素晴らしい外部センサーと連動できる。

記事中の「Hololens Remoting app」は、たぶんHolographic Remoting Playerの事と思われます。

既にStoreで公開されています。

www.microsoft.com

元記事はこちら

Awesome Features coming to Hololensdanglingneuron.wordpress.com

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