M5GOのfirmwareをM5Stack用に書き換える(+戻し方)
M5Stack の別バージョンであるM5GOが届いたので遊んでみました。
ただ、そのままの状態だとネット上のM5Stack関連リソースがそのまま使えなかったり、 なんとなく怪しい挙動が多かったので、FirmwareをM5Stack用に切り替えたり、 M5GOの最新版のfirmwareを入れてみたのでその手順をメモ。
firmwareの書き換え方がわかると、リセットしたい時や バージョンアップにも自分で対応できるので安心です。
基本Windows10の話です。
事前準備
USBドライバのインストール
- M5GOをPCにUSB接続しただけでは正常にドライバが入らなかったので、M5StackのサイトからUSBドライバをインストールしました。
- m5stack.comのページ上部のDownloadメニューからダウンロードできます。
Espressif Flash Download Toolsのダウンロード
- firmwareの書き込みには、Espressif Flash Download Toolsを利用しました。
- ここからダウンロードできます。Espressif Flash Download Tools
- 解凍して、ESPFlashDownloadTool_v3.6.4.exeを起動し、ESP32 DownloadTool を選択します。
M5Stackのfirmwareを入れる
M5GOにM5Stackを入れる場合は、githubからM5stack用のfirmwareを入手します。
今回は、ここから、m5cloud-20180516-v0.4.0.binを入手しました。
M5Cloud/firmwares at master · m5stack/M5Cloud · GitHub
ダウンロード出来たら、Espressif Flash Download Toolsに以下のように登録します。
COMポートはCOM3になっていますが、環境によりますのでWindows のデバイスマネージャで調べて適宜変更してください。
そして、M5GOをUSBでPCに接続し、最初にERASEをして完了してから STARTを押してFirmwareを書き換えます。
これで環境。M5Cloudが使えるようになります。
M5GOのfirmwareに戻す
M5GOのfirmwareも同様に github上にあります。M5GOの場合は、イメージファイルも同時に書き込む必要がありました。
ここから、最新版の M5GO/firmware at master · m5stack/M5GO · GitHub
- firmware.bin
- spiffs_image.img
をダウンロードして それぞれ書き込み位置を@0x1000 @0x1b000としてアップロードします。
これで元の状態に戻りました。
試しにM5Cloud上からmicropythonを使ってデジタル時計を組み込んでみた。
github上のサンプルだと中国時間になってしまうので、JSTに変更しただけ
Digital Clock on M5stack JST
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