ビニール傘にブロジェクタは投影できるのか?カサッドスクリーン誕生!
先日、雨の日に傘をさしてあるいていたら、突然しょうもないことを思いついて、試してみたのでその顛末を書こうと思います。
内容はタイトルの通りで、すでに予測がついていると思いますが、
- ビニール傘は透過型ディスプレイに使えるのではないか?
です。
最近、ポリッドスクリーン(農業用ビニールシート)やアミッドスクリーン(網戸)を利用した透過型ディスプレイの制作ネタが色々公開されていますが、まあ、同じようなことができるのじゃないかと、、期待に胸が膨らみます。
- そして、名前は「カサッドスクリーン」しかない!
- これは世界初ではないか?
ということで自分の中で盛り上がっていき、自宅に戻ってgoogleで調べたのですが、全く出てこない()。英語で調べても、全くヒットせず。
追記:コメント欄で教えていただき既存でした(´・ω・`)
さっそく準備開始
用意したのは
- パソコン(MBA)
- モバイルプロジェクター
- ビニール傘(コンビニで雨の日に購入)
以上です。
今回はひとまずの投影できるかの検証だったので
動画やブラウザーの画面を写します。
youtubeに透過型ディスプレイ向けのサンプル動画があったのでそれも利用しました。
写してみる
ケーブルを接続して、部屋を暗くして、傘を広げて、投影開始!
が、全然映らない、、
傘を完全に透過して天井に映像が表示されてしまいます。
これは、まずいと思い、他の傘を玄関に探しに行きます。
もう一度チャレンジ
今度は、完全に透明の傘ではなく、白く濁ったビニールの傘を見つけたので、それを使いました。
どちらもコンビニで500円くらいで買った普通の傘です。
でさっそく投影。
あ、うつった
今度はバッチリ!!
写真はグーグルマップですが、とても綺麗に写ります。
両面どちらから見ても、文字もしっかり読めます。
- 動画も写してみました
ただし、プロシェクターの映像を大きく写そうとすると、結構、程度距離が必要です。
短焦点のものにすれば良いかもしれませんが、小型化、携帯性に難があります。
- 自然に傘を持った状態で写すとこんな感じです、
結構小さい。しかし、傘をさしたままナビゲーションしたり、
スマホの画面を見るのには十分使えそう。
今後の予定
半透明のビニール傘なら、投影できるのはわかりました。
後はコンテンツと、それに合わせた携帯性の確保です。
大きく分けて、
- ウェアラブルデバイス的な可能性。スマホ+プロシェクタで小型化して、傘をさしながら、情報を投影。加速度センサーやGPSと連動すれば、結構良いかも。
- メディアアート的な装置として。天井や床から映像を投影して、傘の位置をセンシングしてコンテンツを投影。何もないところに傘をさすと映像が現れるなど
- 傘本来の形状をいかしてドーム型スクリーンとして活用。360度のパノラマ動画とか、空や星を投影すると良いかもしれない。
などに利用できそうなので、引き続き試していこうと思います。
* 現在は、ここまで。進んだらまた更新します。