WEBカメラで利用できる顔認識技術まとめ(2015年4月)-その2
その2
この記事は上記の続きです。
さっそく顔認識ライブラリの紹介
前記事では、概要説明だけで終わってしまったので、さっそくまとめます。
1.FaceTracker
FaceTrackerはJason M. SaragihさんがC++/OpenCV 2で開発した顔認識ライブラリで 現在はKyle McDonaldさんがメンテナンスを行っています。
- Jason M. Saragih http://jsaragih.org/
- Kyle McDonald Kyle McDonald
オープンソースで多くの言語に移植されていて、研究・開発などで無償で利用できるため人気のライブラリです。
Takuya Minagawaさんが、Jasonの論文の概要を日本語でまとめてくれています。
このあたりしっかり理解したい方はここも参考になるかと思います。
1.1 JavaScript版 FaceTracker「clmtrackr」
- JavaScript版の FaceTrackerはMITライセンス Moongiftで日本語で紹介されています。
1.2 Openframeworks版(ofxFaceTracker) /C++版
Openframeworks版/C++版/python版共に非商用に限定されたライセンスとなっていますのでご利用にはご注意ください。
Kyle McDonaldさんのGithub
- Openframeworks版のofxFacetracker
- C++版のFacetracker
1.3 C++版FaceTrackerのpython版のラッパー 「pyFaceTracker」
- python版のラッパーのラッパーもあります。【ライブラリ】pyFaceTracker：顔パーツ追跡「FaceTracker」のpythonラッパー... | DERiVE コンピュータビジョン ブログ
2. 国産の顔認識ライブラリ detectFace();
- フリーで使える顔検出WEB-API detectFace()はインクリメント株式会社が提供している国産の顔認識ライブラリ。 無料で利用可能なWEB-APIが公開されてます。
使い方解説 wood-roots.com
PC用/iOS組み込み用のライブラリも有償で提供されています。 detectFace(); 製品情報
3. Googleの顔認識機能API「Google+ Hangouts API」
- Googleが提供している統合メッセージングサービス「ハングアウト」の中でも顔認識APIが提供されています。
Google+ Hangouts API gapi.hangout.av.effects | Google+ Hangouts API | Google Developers
Googleのサンプル顔動作アプリ - 顔動作コールバックを示します。 https://plus.google.com/hangouts/_/gqso7lxid4t34dd4ohd225zzcaa
続きは次回
更新しました。 * WEBカメラで利用できる顔認識技術まとめ(2015年4月)-その3 - littlewing
